診断士試験効率的勉強法!中小企業診断士 1次試験 【財務・会計】

みなさん、こんにちは

 

先日中小企業診断士試験1次の企業経営理論についてお話しましたが、今回は「財務・会計」について少しお話させて頂きたいと思います。

 

それはそうと、中小企業診断士って英文名は「Registerd Management Consultant」と呼ぶんですね。一方で、中小企業診断協会は「Japan Small and Medium Enterprise Management Consultant Association」となっており、こちらには中小企業という単語が直訳みたいな形で含まれていますね。海外に行くとあまり理解されない資格ではあるので、英文名はしっかりと確定していない感じです。海外だと「Consultant」で普通に通じますしね。それと、英語だと中小企業はSmall and Medium Enterpriseを略してSMEと言うことも多いです。中小企業診断士を海外で説明するとすれば、

I'm engaged in supporting SMEs as a consultant certified by Government. 

とかそんな感じで通じそうですね。

中小企業診断協会のサイトによるとこんな感じ↓。

www.j-smeca.jp

 

 

さて、財務・会計。この科目は得意・不得意が結構極端に分かれる科目なのかな、と思います。以下説明していきます。

 

 

1. 財務・会計とは

財務・会計とは読んで字の如く、財務と会計を扱う科目です。財務も会計もお金を中心とした数値を扱うという観点では似ていますが、厳密にはちょっと違います。

まず会計というのは、「財務会計」と「管理会計」に分けることができます。財務会計は決められた決まり(会社法・税法・商法のような法律から、企業会計原則や会計基準といったルール等様々)に則り企業活動の経過や結果を数値化し、ステークホルダーと呼ばれる利害関係者に情報開示していくことを目的としています。一方の管理会計は厳密なルールはなく、企業自体が自社の経営活動や経営状況を把握し改善していくために数値面で管理を行うことを目的としています。もう少しざっくり言えば、人様に説明するのが財務会計、自分の改善のために行うのが管理会計、といった感じでしょうか。

次に財務というのは、企業活動の結果であるPL(損益計算書)やBS(貸借対照表)、CF(キャッシュフロー計算書)の観点も踏まえて、特にBS上での資金調達(BSの右側)や資金運用(左側)を行ったり、会社を継続されるための予算策定等を行うイメージです。

Google検索かけると、財務・会計(これに税務も加えて)を説明しているサイトが星の数ほどあります。個別の論点やトピックについて深堀している場合もあるので助かりますね。

found-er.com

 

2. 1次試験での位置づけ

1次試験7科目の中では一番計算が求められる科目です。財務・会計を苦手としている方も結構多い一方で、逆にこの科目は超得意、という方もおられますね。ちなみに公認会計士や税理士といった資格をすでに持っている方は科目免除(=受けなくてもよい)という扱いになります。

個人的には財務・会計の科目が中小企業診断士の1次試験・2次試験、およびその後の診断士の活動も含めて、一番重要な科目だと思っています。1次試験勉強の過程で得意科目にできれば、そのまま2次試験でも得点源に出来ますし、診断士登録後も財務・会計面に強いコンサル・経営アドバイスが出来るようになります。

ぼくは個人的にこの科目は得意だったので、大事な得点源としていました。診断士の勉強を通じて一番力がついて、社会人として最も役に立ったのはこの科目、といっても過言ではないです。

ちなみに予備校のコースでも、通常の1次試験パッケージとは別に、「特訓、財務・会計」みたいな特別コース(もちろん別料金)があったりするほどです。2次試験も同じく、です。

 

3. 難易度

1次試験に限って言えば、難易度はそれほど高くない印象です(もちろん個人的な印象ですし、年によってばらつきはありますが)。前にお話しした企業経営理論だと、問題文自体が宇宙語ですか?みたいなものがありますが、財務・会計は問題文が比較的クリアで、計算さえしっかりできていれば確実に得点できる問題が多いです。

ただ、この科目をちょっと面倒に見せかけているのが、時間と手計算です。試験時間は60分で問題は25問(1問4点)。つまり1問を2分ちょっとで解かなければなりません。

また、1次試験は電卓持ち込みが禁止の為、計算問題はすべて手計算(2次試験は電卓持ち込み可です)。とは言ってもそこまで過激で複雑な計算が求められるわけでもなく、答えはマークシート式なので、基本的には割り切れますし、選択肢にあるような答えになるはずです。もしも選択肢にあるものから離れてたら何かがおかしい、とすぐに分かる感じです。

分野的にはTACテキストによれば、

 1章 財務・会計とは

 2章 財務諸表理論

 3章 経営分析

 4章 管理会計

 5章 意思決定会計(投資の経済性計算)

 6章 ファイナンス1(企業財務論)

 7章 ファイナンス2(証券投資論)

 8章 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス

 9章 キャッシュフロー計算書の作成プロセス

 10章 原価計算

 11章 会計規則

確かにこれだけ見ると結構なボリュームに見えますが、漫然とではなく、方向性を決めて勉強していけばきっと地力が付き、1次試験・2次試験・その後に十分通用するようになると信じています。

 

4. 勉強方法(次回に続く)

1次試験の一つの山場とも言える財務・会計の勉強方法については、それこそウルトラCがなく地道にやるしかないのですが、少しでも効率的に進められるように説明できれば、と思っています。ちょっと今回は長くなってしまったので、次回持越しで!