【中小企業診断士】結構使えそう? 小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)

今日からGWがスタートしました。といっても、暦的には明日30日と明後日1日は平日扱い。人によってはここもお休みにしている(なっている)かたもおられるかも知れませんね。

 

最近在宅体制になってから、休日と平日の境がちょっと曖昧になってるような気がしないでもありません。通勤とかいう苦行がないので、朝も余裕があるのでついつい平日でも夜更かししてしまったりしちゃいます。

 

繰り返しますが、通勤、特に満員電車、は日本の恥ずべき害悪だと思ってます。ユネスコが「負の無形文化遺産」とかに指定してくれればいいのに。

イヤ、そしたら保護されちゃうからダメか・・・。

 

さて、GW直前の4月28日、小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)が発表されました。コレ↓

www.smrj.go.jp

 

パッと見た感じ、昨今の状況に苦しく小規模事業者にとって、「使いやすいんじゃないの?」という印象もあるので、簡単に見ていきましょ。

 

小規模事業者持続化補助金って?

元々準備されていた小規模事業者持続化補助金っていうのは、以下が超ザックリ概要。

持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者の地道な販路開拓等の取り組みや、あわせて行う業務効率化(生産性向上)の取り組みを支援するため、原則50万円を上限に補助金(補助率:2/3)が出ます。

ちなみにこれ対象は小規模事業者です。中小企業者よりも小規模。試験範囲でも出てきたりしますね。商業・サービス業だと従業員5人以下、製造業他だと従業員20人以下、っていうやつです。

ポイントは:

  • 上限50万円、補助率2/3
  • 販路開拓等の取組みや業務効率化(生産性向上)の取組みを支援

っていうところで、要は攻めである販路開拓等、守りである業務効率化、という両面を対象としますよ、ということ。対象経費の制限はあるものの、企業活動を真面目にやるならば支援対象とします、というイメージです。

 

ちなみに補助金・助成金の種類によっては、一年に1回しか申請チャンスがないものや、経営指導を受けた実績有無や経営革新計画初認取得とかの難しい申請要件があるものもありますが、この小規模事業者持続化補助金は年に4回ほど申請タイミングありますし、申請要件も難しいものは特段ありません。この観点でも結構使いやすいですね。

 

 

コロナ特別対応型とは?

さて、昨今のコロナの関連で追加された特別対応型。今までの補助金と色々と違います。緊急対応的要素として、緩和されている条件がありますので、違いを簡単に見てみましょ。

一つ一つ書くと大変なので、簡単に表にまとめてみました。こんな感じ。

ちなみに「持続化」っていう名前が付いていて混同しやすい「持続化給付金」との比較もくっ付けてます。ついでなので、前回記事化した都内飲食業向けの「業態転換支援事業」も一緒に並べてみました。

 

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青文字記載
があるのが
「小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)」です。

一般の持続化補助金(一番左側)との大きな違いは以下。

  • 補助金上限額100万円に引き上げ
  • 投資額の1/6以上を特定項目(A or B orC)に投資
  • 2月18日以降の取組み(発生経費)も補助対象と出来る

ということで、コロナ対策に繋がる特定項目への投資をクリアできれば、好条件での補助を受けることが出来ます(勿論審査はありますけど)。

 

持続化給付金とは何が違うの?

同じ「持続化」という名前がついている、今話題の「持続化給付金」とは何が違うのか、というと、全く性質が異なります。

持続化給付金は事業を継続する為の緊急的な「給付金」であり、条件(ひと月の売上が前年同月比▲50%等)を満たせば、使用目的問わず支給される性質のものです。つまり、「お金を渡すので、事業継続にとにかく役立ててください」というイメージです。

細かい話ですが、対象も中小企業ではなく「資本金10億円未満、又は従業員2,000人以下の法人」となっています。

 

一方の小規模事業者持続化補助金は、対象が小規模事業者に限られている他、あくまで「補助金」である為、企業の取組みの一部を補助します、という特徴です。

 

小規模事業者持続化補助金の活用方法例

先ほどの表でもざっくり書きましたが、小規模事業者持続化補助金の対象経費は結構幅広いです。

但し、直接人件費(従業員の給与)や、PCやスマホ等汎用性のある設備の購入費用、常時発生する家賃等の費用等は対象外とされています。

詳細は募集要項をにらめっこしながら確認する必要がありますが、コロナ特別対応型の特徴でもある特定項目への投資(1/6以上)も考慮すると、例えば以下のような使い方は出来そうな印象です。

 

事例1 : 

フィットネスジムやヨガスタジオがオンラインプログラムを提供するケース

  • 【特定項目】オンラインによる非対面型ビジネスモデルへの転換
  • ■プログラム提供の外部インストラクターと業務委託契約締結し、専門家謝金又は委託費としての経費
  • ■プログラムの告知等の広告宣伝費
  • ■配信に係るネットワーク構築費用(機械装置等費)
  • ■配信用スタジオを賃借する場合の借料
  • ■配信作業等を行う臨時アルバイトに支払う雑役務費

 

事例2 : 

既存取引先から部品納入が滞りつつある製造業のケース

  • 【特定項目】サプライチェーン毀損への対応
  • ■調達部品の内製化に関する設備投資費用(機械装置等費)
  • ■内製化部品の設計・開発に関する費用
  • ■内製化部品の評価等に関する外部への委託費用(専門家謝金又は委託費)
  • ■内製化作業に伴う臨時アルバイトに支払う雑役務費

■内製化設備を設置する作業場賃借料(借料)と内装工事費(外注費)

 

まとめ

小規模事業者持続化補助金、100万円という規模感ですが、この状況下100万円は非常に大事。申請書には経営計画を策定する必要がありますが、商工会議所や中小企業診断士とも相談しながらしっかりと書くことが出来れば、十分に獲得を目指すことが出来る補助金、という印象です。

 

とにかく対象経費の幅が広いことと、既に取り組んでいるものも補助対象としてもらえることから、ぜひとも前向きに取り組んでいきたいところですね。

 

ご相談はいつでも受け付けてますよー。

 

 

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