【中小企業診断士】報酬体系ってどうなってんの? 成功報酬派?顧問契約派?

診断士として本格活動を開始して、はや数カ月。

副業・兼業ベースなので、まぁのんびり経験を積ませて頂きましょか、と思ってたんですけど、この新型コロナの影響もあり、中々に勉強になる日々を送らせてもらってます。

 

前にも書きましたけど、診断士は「足の裏の米粒」とか言われてますが、全然そんなことはないな、っていうのが正直な印象。

www.setagayadezil.com

 

確かにこの状況下、突発的にお仕事が増えているような感もありますが、通常時であっても企業の皆さんは日々奮闘しているわけで、それを支援するっていう需要は決してなくならないと実感してます。

 

ということで、ありがたくも報酬頂きつつお仕事させてもらってるわけですが、診断士受験生の方々も多少は気になるかも知れない報酬のお話を少々

こちらも駆け出し診断士、かつ副業・兼業診断士としてのぼくのケース。べつに隠すもんでもないので、とりあえず語っときます。

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はじめに前提条件:

まずぼくのステータスから。

  • 超駆け出し診断士。副業・兼業ベース。
  • 顧客開拓は自分の知り合いネットワーク(友人の友人とか、友人のお取引先とか)
  • 診断士協会未所属(そろそろ所属しなきゃなぁ、とは思ってますよ、これほんと)
  • とりあえず最初なのでなんでも引き受けてみる姿勢
  • ベンチプレス140kg、握力70kg、背筋力320kg、特技は引きこもり

 

タイプ1:成功報酬型

概要

結構分かりやすいやつですね。助成金・補助金・融資申請をお手伝いして、獲得出来たら成功報酬を頂くタイプ

診断士業界で多いように見受けられるのは、こんな感じかと。

  • 助成金・補助金の支給決定額の10%~15%
  • 融資決定額の2%~3%(出資法で上限5%と決められてるみたいです)

診断士側のメリット

なんといっても、「一発の報酬が高い」ことに尽きます。例えば500万円の補助金を上手く獲得できた場合、10%成功報酬型で50万円となります。これを年に20本成功させれば、それだけで収入が1,000万円になるわけです。これら申請は経験を積めば積むほど、勿論コツをつかめるでしょうし、成功率(採択率)も高くなってくるものと思われます。

又、もう一つのメリットは、「契約を取りやすいこと」。なぜならば、助成金等を獲得出来なかった場合には、企業さんは報酬を支払わなくて良いので、無駄な出費がないと考える為ですね。対象企業さんの考え方次第ですが、やりたい事業があって、そのための補助金・助成金・融資が欲しい方になればなるほど、その傾向が強いです。当然ですね。

診断士側のデメリット

「成功しなければ報酬ゼロ」です。なので、完全に力量が問われます。

デジル補足

メリットを享受しつつ、デメリットもある程度カバーするとなれば、「着手金」を設定し、その上で成功報酬も設定するという感じです。要は、成功できなくても申請に関する支援業務は発生するわけで、例えば「着手金5万円」と設定して、成否関係なく頂戴する、というものです。成功しなくても頂戴するのが気が引ける場合には、真っ向勝負で完全成功報酬型にするのが良いですね。

尚、着手金は成功報酬の内数とする考え方もあります。例えば着手金5万円頂き、成功報酬が獲得補助金300万円の10%として30万円だった場合、30-5=25万円を成功時に頂く、というもので、この辺りが落しどころのような気もしますね。

 

タイプ2:定額報酬型

概要

こちらは顧問契約型に代表される報酬スタイル。月々○○万円で経営相談に乗りましょ、みたいな感じです。顧問契約は本当に様々で、完全に経営相談全般を対象にするケースもあれば、特定の事項(例えば財務相談だったり、助成金獲得支援だったり、新規事業に関するアドバイスだったり、なんでもアリ)を対象にするケースもあります。

とにかく契約条件次第で金額も大きく変わります。それこそ、月1万円とか2万円というケースもあるでしょうし、月何十万円っていうケースもあり得ます。

まぁ、相場感としては、診断士の時間単価って2万円程度と言われているので、例えば毎週1時間確実に相談に乗るのであれば、月8万円って感じでしょうか。

※実際には1時間経営相談するにあたっても、事前の準備や質問への回答、宿題事項への対応等があるので、実働はもっと長いとは思います。

診断士側のメリット

「安定収入源」。これは大きなメリットです。成功報酬型だと、案件がない時や、成功できない時には収入がないわけですが、顧問契約等で定額報酬がある場合にはその心配がありません。

もう一つのメリットは、企業さんの経営相談を受けることで、その企業さんのことをより深く理解できるようになる、更にはその業界のことも理解できる、という「自身の経験に繋がる点」でしょうか。経営相談に乗る、ということは課題解決を一緒に行うということであり、そのために何をしたら良いのか、その業界はどうなっているのか等、自ら調べたり、頭を捻ったりするので、経験値を稼ぐという観点では非常に有用な契約形態ですね。

診断士側のデメリット

顧問契約等は通常定額なので、企業さんは定額払っていれば精いっぱい働いてほしい、と思うのは当然。ということで、思ったよりも働かされてしまうことがデメリットと言えばデメリットですね。

あとは怠けてると当然すぐに契約切られてしまうこと。まぁ、これはデメリットというよりはどの世界でも同じなので「常識」でしょうか。

 

タイプ3:スポット報酬型

概要

助成金・補助金・融資のように企業に資金をもたらすものでもなく、定期的・定常的な経営相談等でもなく、本当にスポットで対応するような業務に適用される報酬スタイルです。例えば、「年度の決算が終わったので、財務面で分析してアドバイスしてほしい」とか、「新規事業を検討しているが、期間限定で戦略を一緒に考えてほしい」とかこういうやつですね。

報酬金額も当然内容によって千差万別ですが、例えば財務分析・経営分析してレポートを書く程度なら、一発5万円とかそういう感じでしょうか。

期間限定モノの場合は、先ほどの診断士時間単価も考慮して、10万円とかそういう感じで丸めて頂戴する感じかと。

結構新規企業さんの初回お仕事としてやらせて頂き、これで評価してもらうこともあるタイプです、ぼくの場合。

診断士側のメリット

成功報酬型に近いですが、成否は問われない点」がメリットです(勿論その分成功報酬型よりも金額は少ないのが一般的ですが)。

又、初回お試し案件的に、新規企業さんにお勧めしやすい」というのもメリットです。ここでうまくいけば次のお仕事(成功報酬型だったり、定額報酬型だったり)につなげられる可能性が生まれます。

診断士側のデメリット

「一発案件になりかねない」、です。次がない案件になってしまう可能性もあります。勿論企業さんの都合ということもあるでしょうが、自身のパフォーマンス如何では「あ、今回だけでいいです」という反応を頂くことも十分にあり得ます。

 

 

おわりに

ということで、いくつかの報酬型について簡単にご説明してみました。あくまで駆け出し診断士としての意見ですので、ベテランの皆様からすれば、色々と「あほか」とか「全然違うだろ」とかご意見あるかもしれませんが、その辺はBig EyeでLookingしてください(大目に見て)

どの報酬型が良いとか悪いとかいう訳ではなく、どれもメリット・デメリットがあることを理解しつつ、報酬の頂き方を考えていく必要がありますよね、っていうことです。

ちなみにぼくの場合は、そこまでたくさんお客さんがいるわけではないですが、成功報酬型と定額報酬型が半々くらいのイメージです。

個人的には将来的にはこの割合(件数ベース)を成功:定額=3:7くらいにしていきたいな、とは思ってます。

 

だれか月100万円くらいで、雑談するくらいの顧問契約くれないかな・・・。

 

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