【中小企業診断士】実務従事ってなんだ? ヒヨッココンサル活動

診断士1次試験、引き続き予定通り7月実施ってことになってますね。

コロナも少し収まってきた(ほんとに収まってきたの?という議論はありますが)ので、このまま何とか実施出来るといいですが。

 

さて、診断士試験に合格してからの一大イベント、「実務補習」

中小企業診断強化のウェブサイトに今年7月・8月・9月の実務補習募集が出ましたね、

www.j-smeca.jp

 

以前にぼくの実務補習での思い出(サイコ先生との思い出)を書きました。

www.setagayadezil.com

www.setagayadezil.com

www.setagayadezil.com

 

苦労して診断士試験(1次・2次・口述)に合格したあと、15日間に相当する実務補習又は実務従事を経ることで、正式に診断士として登録出来ます。

 

ぼくの場合は、実務補習を1回(5日分)やって、その後実務従事を10日分、という合わせ技でクリアしました。

 

そこで「実務従事」ってなんやねん、というお話。

 

f:id:setagayadezil:20200516125408j:plain

 

 

実務従事とは

診断士として実務に従事することです。読んで字の如く。簡単に言えば、実際の中小企業に対して診断・助言の実務業務を行うことですね。

試験合格後、診断士として登録するには15日間の実務従事又は実務補修が必要となります。実務補修は5日又は15日がワンセットなので、例えば5日間は実務補修、10日間は実務従事、といった組み合わせ(ぼくのケースですね)も可能です。

では、具体的に何をするのか、というと、実はググってもなかなか出てきません。

一応ここに書いてはあるのですが、よほど中小企業診断協会、新規登録時に実務従事で済まさせたくないらしい。実務補修だと5万円ですからね、実務補修講師の先生への謝礼やその他経費を差し引いたとしても協会の収入として大きいので、その点はまぁ納得です。

https://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/download/qanndasakusei.pdf

 

実務従事にカウントされるもの

先ほどのウェブサイト(PDF)を見てみると、実務従事の要件としてはざっくりこんな感じ。

  • 中小企業への診断・助言実務であること
  • 有償・無償問わない
  • 実際に中小企業に訪問して実務した日数で数える(5日訪問して5日分の実務)
  • その他PDF内の①から⑨に該当する実務内容であること
  • 中小企業勤務者の場合は、自社への診断業務もOK(但し社長等経営者はダメ)

といった感じです。結構条件は厳しめに設定されています。

なので、5万円払って実務補修やりましょうね!という協会からのメッセージだと思いましょう。

ちょっと端折っちゃいましたが、PDF内の①から⑨で、色々な診断・助言業務が列挙されてます。この中で結構解釈広めにとってあるのが、

  • ①診断士が事業として行う中小企業者に対する経営の診断、助言業務
  • ⑧中小企業に勤務し経営者からの指示で行う自社に対する診断助言業務、ただし所 属部門のルーティンワークを除く
  • ⑨金融機関や大企業等に所属し、取引先等中小企業者に対して行う診断助言業務

ですね。

①は実際にご自身単品で中小企業相手に実務するケース、⑧と⑨は企業内診断士として、普段の仕事にも関連する形で実務するケースです。

ということで、ぼくが実際にやった実務従事10日分について簡単にご紹介します。

 

①診断士が事業として行う中小企業者に対する経営の診断、助言業務

まずこれ。要は普通にコンサルティング業としての実務です。

ぼくの場合は、ぼくの本業の会社を退職して事業を立ち上げた同僚の会社を無償で診断させてもらいました。

実務従事のハードルの一つは、診断対象先を探すことですが、周りに事業を立ち上げた方や、中小企業を経営・勤務している方がおられればそのあたりにあたってみると良いかもしれません。

ただ、いきなり「財務情報見せてください!経営分析します!」っていうのも中々ハードル高いですからね、まずは「何かお困りごとないですか?」っていう感じで当たってみるのが良いかもしれません。

一応5日間ほど(連続ではないですが)訪問して、色々と戦略面だったり組織面だったりで話を聞いて、提案したりして、クリア。

代表者(元同僚)からバッチリ実務従事のハンコもらいました。

 

結果的にその会社とは、診断士登録後もお付き合いがあり、適宜一緒に仕事したりしてます。

 

⑨金融機関や大企業等に所属し、取引先等中小企業者に対して行う診断助言業務

ぼくは本業の勤め先が大企業となるので、企業内診断士的な感じで実務しました。

本業の取引先である中小企業への出資検討を行う機会があり、その会社のDD(Due Diligence)を通じて実務従事扱いとしました。

この場合は財務情報他、各種経営情報も共有してもらいましたし、企業の戦略・組織面での議論、商品やサービス面でのマーケティング等、かなり幅広く触れることが出来ました。実際には、対象企業の社長さん他と一緒になって、出資検討をしながら経営方針について議論をしたので、これは診断・助言業務にあたるだろう、と。

 

ちなみに、実務従事を証明する書面のハンコは所属する会社の上司にもらいました。この⑨の場合には、対象とする企業からのハンコ取得が難しい場合、所属する会社の権限者によるハンコでOKとされています。

 

別に対象企業の社長さんからのハンコが難しいわけではなかったのですが、一通り実務終わってから、ハンコもらい忘れたので、すぐ近くにいる上司にポコンとハンコ押してもらったに過ぎません。

 

おわりに

試験合格後の登録に向けて、15日間の実務補修・従事を行う必要があるわけですが、ぼく個人としてのおススメは以下です。あくまで個人的な見解。

  • 一度は実務補修を受けておく
  • 5日又は10日分は実務従事でOK

実務補修は診断士の大先輩でもある先生について、一通りの提案書策定というプロセスに触れることが出来るので、非常にいい経験でした(ぼくの場合、先生はサイコ先生でしたが)。それに診断士登録を目指す同じような状況のメンバーと知り合いになれるのもいいですね。

一方で、実務補修は1セット5万円という金額を支払う必要があるのと、平日含めて5日間潰れるということもあり、ここがネックではあります。

 

実務従事は診断・助言先を見つけるのが一番のハードルですが、これさえクリアできれば比較的自由に進められるかと思います。

 

7月・8月・9月の実務補習は時期的に暑いですね。このクソアツい中でもやっぱりみんな男性はダーク系のスーツでネクタイして集合するんでしょうか?

それだけでちょっと頭おかしくなりそうですが、初日は仕方ないかも知れませんね。

(ぼくは2月補修だったので、時期的にありがたかったです)

 

それにしても今思い出しても、実務補習初日の集合会議室は、ガチの「密」でした。今年はどうなるんだろう?

 

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