【中小企業診断士】診断士になってよかったこと(半年経過Ver.)

6月ももう後半戦。

そして診断士1次試験まではもう3週間。

いよいよ受験生の皆さんは大詰めの時期です。

 

1次試験受験前の自分にもそんな時期があったわけですが、ひたすら過去問と演習を解きまくって、短期記憶を脳みそにぶち込んでいました、確か。

 

試験翌日に全部忘れてもいい。

 

という極端なことを考えていた記憶があります(イヤ、忘れたらダメなんですけどね、ほんとは)

 

1次試験前のTAC講座の最終回、講師の先生(ほらっち先生、以下のほらっちチャンネルの先生です)が講義のおしまいに言ってくれた言葉(確かこんなニュアンス)。

 

「皆さんはここまで頑張って勉強してきました。最後の最後が一番苦しくて不安だと思います。今ここで『今年は科目合格でいいや』とか『来年もあるし』とかっていうのは悪魔の囁きです。自分がしてきた勉強を信じて最後まで駆け抜けてください」

(しかも先生まで涙していたので、ぼくももらい泣き寸前)

 

www.youtube.com

 

受験生時代に漠然と思ったのは、「診断士の資格取ってどんな意味があるんだろう?何かいいことあるんだろうか?」と言う点。なぜならば、ぶっちゃけ弁護士や会計士や税理士といった有名士業に比べると「マイナーな資格」でもあるからです。

 

ということで、ぼく自身今年の頭から兼業診断士として活動を開始してきたわけで、まだ高々6カ月、半年ですが、「診断士になってよかったこと」をざっと纏めてみたいと思います。

 

まず、半年経過Ver.として言えるのは「診断士になってよかったよ!」ということです。

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物事を多面的に見るクセがついた!

これは本業にも副業の診断士業にも言えることですが、一つの事象について、色々な角度から考えるクセが自然と身に着きました。

診断士2次試験で問題文から多面的に読み取る、という解き方を心がけていたこともありますし、やはりそれまで自分が経験してこなかった科目を勉強したということが背景になると思います。

それに、本業は通常一つの事業領域や職種が多いと思いますが、診断士として活動すると様々な業種・業界に触れることが出来ますので、やはり本業の経験だけでは気づかないような見え方が出来るようになりました。

視野が広がった、という言い方が適切かも知れません。

ぼくは元々営業・マーケ出身ですが、診断士になってからは、あとから身に着けた財務・会計面での分析を様々な場面で使うようになったので、営業・マーケの現場感覚と学術としての理論、これに加えて財務・会計の数値面での裏付け、といったバランスの良い分析や提案が出来るようになったと自分でも実感しています。

 

経営者と直接接することでの刺激!

本業では勿論取引先もありますし、子会社・関連会社もあります。なので、勿論社外の人々に会う機会も多いですし、海外顧客との接点も多いです。

それはそれで非常に得るものは大きいのですが、診断士になってから目の前で議論する相手でもある中小企業の経営者の皆さんからの学ぶものも大きいです。

 

なによりも、会社を背負っているという迫力が違います。そして、元気な会社になればなるほど、経営者が「尖って」います。これこそが強みでもあり、突破力と言ってもいいのかも知れません。

本業で大企業に勤務して、取引際も大企業である場合には、こういう「尖った」人々に会える機会は稀だと思っています。

 

診断士の仕事はその「尖り」を如何に経営サイクルの中で売上や利益といった形に落とし込んでいくかのお手伝いだと思っています。

クルマで例えると、経営者って「エンジン」なんですよね。

でもね、エンジンがいくら強烈でもクルマは動きません。トランスミッションがあって、ディファレンシャルギアがあって、ホイルとタイヤがあって初めてクルマは走ります。

そして、クルマは走るだけでもダメで、曲がって、止まらなければならない

このようにエンジンを中心としてクルマの走る・曲がる・止まるの機能を発揮させるのが組織であり社員であり、なんだと思ってます。

ぼくら診断士は、ときにトランスミッションであり、ときにブレーキであり、ときにはクルマ全体を制御するシステムであり、経営者のエンジンが最大限にパフォーマンスを発揮できるように調整するのが役割でもあるということを、診断士になって強く実感するようになりました。

 

この考え方は本業でも活きています。

 

会社経営が何たるものかを垣間見れる!

先ほどの経営者との接点とも重なりますが、診断士は経営者の伴走者でもあるわけですね。なので、社員以上に経営に近い位置にいることもあります

会社経営とは何なのか、資金調達から事業計画立案・実行、取引先との折衝、組織運営と人事制度関連、販売・マーケ戦略から何から何まで、とにかく多忙を極める経営者の横で何が起きているのかを目の当たりにすることが出来ます。

 

本業では、会社経営の中の一部の組織の中のそのまた一部、みたいな感じで、会社がどのように経営されているのか見えない部分もありますが、中小企業とは言え、「経営とは」という現場を実践(ちょっと横からですけど)出来ているというのも大きな収穫ですね。

 

収入獲得!

ぼくの場合は兼業診断士でもあり、完全独立系ではないので、そこまで強烈な収入という訳ではありませんが、本業での収入に加えて、診断士としての収入(報酬)も発生しています。

言い方は悪いですけど、企業勤務だと、給与って結構不透明な場合が多くて、「今月のほうが先月より手を抜いてたけど同額だよな・・」とか「あのオッサンデスクで新聞読んで詰め切ってるだけで俺よりはるかに給与高いよな」とか思うことありますよね。

 

でも診断士として、中小企業の経営者にその価値を認めてもらって頂く報酬は、まさに自分で獲得したものなわけですね。企業勤務の給与と違って、サボればすぐになくなってしまうもの。

 

診断士として、経営コンサルタントとして、報酬を頂くのが如何に難しいか、ということを実感すると共に、半年経ってようやく自分のペースや強みが分かってきた感もあり、手ごたえを感じ始めているところです。

 

頂いた報酬でとにかく日本経済に貢献しないと。

 

おわりに

診断士になってよかったこと、という観点では「診断士仲間とのネットワーク」を上げる方もおられると思います。

その点で言うと、ぼくは「ゼロ」です。

まず診断士協会に入会していないこと。そしてセミナーとかにも全く参加していないこと、そりゃあ診断士仲間出来ませんよね。

今はこれでいいと思っています。

中小企業1社に対しては、診断士一人で十分な訳ですし、ノウハウも今のところ特に不足しているとは思っていませんし、不足しているなら自分の頭と足で得てくればいいわけです。

もともとチームで仕事したりするのはそれほど得意な方ではありませんので、今はこれでいいなと。

(とにかくベテラン系に色々と指示されるのがキライなんですよね、という本音もあり)

 

将来的にもし本業をやめて、診断士・コンサルとして独立することになったら、協会にも入会したり、ネットワークを使ったりして、仕事を拡大させていくということも視野に入れるようになるかも知れません。

 

あくまで今回のは「半年経過Ver.」。これが1年経過すると、考え方も変わってくるのかも知れません。それはそれで楽しみだったりもします。

 

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