【中小企業診断士】伝える!インパクトプレゼン(前編)

診断士のみならず、どのような仕事であっても人に伝える機会は必ずやってきますね。

 

営業ならお客様に、財務経理なら社内関係者に、経営者なら株主と従業員に。

診断士なら中小企業の経営者に。

 

仕事というのは「伝える」こで成り立っていると言っても過言ではないと思っています。

「伝える」ことで、相手に「理解」してもらい、相手の反応を「読み取って」、又「伝える」。これを繰り返すことで、色々なことが前に進んでいくという感じでしょうか。

 

「伝える」っていうのは、言葉を発することでも伝えられますが、やはり人間目で見て理解することも必要ですよね。

 

そこで必要なのが「プレゼンテーション」

 

ここで少し脱線しますが、政府や自治体の補助金とか助成金とかの申請って、凄まじいまでの「文章」で提出するんですよね。

とにかくワード。作文、作文、また作文。言葉の羅列が基本です。

これはこれで悪いとは言いません。言葉をしっかりと読んでくれる相手であれば、文章でガッツリ詳細を伝えればいいわけですからね。

 

とは言え、みんながみんな、詳細な文章を読んでくれるわけでもなく、場合によっては限られた時間で如何に「インパクトのある伝え方をするか」を追求しなければならないこともあります。

 

少し前ですが、前田鎌利さんという方のプレゼンテーション講座を受講する機会があり、プレゼンテーションをする(及び作る)に当たっての非常に有用なポイントを教えて貰いました。

katamari.co.jp

 

ちなみにエッセンスはこちらに詰まっています。これは自分の中では久々のスマッシュヒット本です。 

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その中で診断士活動を行う上でも有意義と思われるポイントを、ぼく自身のエッセンスもミックスしながらお伝えしたいと思います。

 

診断士2次試験は記述ですが、あれも一種のプレゼンテーションだと思っています。

答案用紙というスライドに、超限られた時間で表現し、それを出題者・採点者に最大限にアピールする、という観点ではまさに「プレゼンテーション」ですね。

勿論カラーや図・グラフ、アニメーションといったものは使えませんけど。

 

ということで今回は前編。

 

自己紹介は人生最多のプレゼン

自己紹介とは人生で最も回数の多いプレゼンと言われます。

初対面の人の前に出れば「初めまして、○○と申します」。この時点で既にプレゼンは始まってるわけですね。

エレベータートークじゃありませんが、1分間で自己紹介しようとして詰め込み過ぎると伝わりにくいもの。どうやったら伝わるのか。

 

  • 3つに絞る(マジックワード3:三種の神器、Yes We Can、とか3つになっているものは記憶に残りやすい)。
  • 数字を見せる=数字の意味を考えさせる、興味を惹かせる。
  • 写真で見せる(3枚)。
  • 限られた時間で伝え切る。言いたいことをしっかりと伝える。
  • 普段から3つで伝えられるように考えておく。

 

これらが重要なポイント。3つって大事なんですね。

 

ぼくの場合、診断士として自己紹介をするなら、

 

診断士 x 筋トレ x ぼっち

 

数字で表すと

 

1 x 150 x 1 

(=1年目バリバリ x ベンチプレス150kg x 1人ぼっち)

 

写真はちょっとまぁ追ってということで。

で、何を伝えきりたいのか、というと「駆け出し診断士ですが、筋トレバリバリやって独りぼっちです」何が言いたいのか分からないのでやり直し。

 

とこういう感じで構成を練っていくんですね。

 

3分プレゼンとは?

自己紹介でこそ1分だとして、事業内容等のプレゼンが3分だとした場合はどんな感じ?3分概要プレゼン、10分議論、2分で決定の合計15分で意思決定がされるとしましょう。
 
  • 3分プレゼンなら本編5~9枚(7±2:この程度なら何が書いてあったか覚えられる)。

  • 構成は課題解決型が主流。「課題-原因-解決策-効果」という型を作る。
  • 数値と解決策(根拠と結論)を一つのスライドに。
  • 意思決定を求める際には2案(多くても3案)出す。プロコン説明して、自分の考えを理由と共に明確に。
  • 数値面では最重要なものだけを本編に。その他はAppendixに。

 

きわめてシンプルですね。

この考え方は診断士2次試験の答案にも通じるものがあります。

シンプルで説得力のあるものが一番。多面的であることは求められますが、断片的に詰め込み過ぎると情報量が多くて分からなくなってしまう

「課題-原因-解決策-効果」という流れも設問でよく聞かれる部分ですね(実際にはこの中の「課題と原因は?」だったり「解決策と効果は?」だったり「課題と解決策は?」だったりするわけですが)。

 

よくやってしまうのが、全ての情報をA3一枚にすきまなくぶち込むやつです。大企業でよく見られますね。

あれって作ってる方は完全に「超自己満足」です。そりゃあ作ってる側は内容分かっていますから、どこに何が書かれているのか非常にクリアなんですよね。

でも初めて説明を受ける方は、何が何だか分からない。どこに何が書いてあるの?

しかも細かくて読めねーし。「オマエ説明しようと思ってないだろ?」と。

 

トヨタ自動車はA3資料に詰め込んで提案書にする文化があったりしますね。これは参加者がみなそれなりに時間があって、資料をじっくりと印刷なり手元スクリーンなりで読み込める場合には有効だと思います。

www.alterna.co.jp

ですが、企業の中には勘違いして、これをそのままプレゼンとしてスライド投影したりするケースも少なくありません。

限られた時間でインパクトあるメッセージにするにはまったくの不向きですね。

 

インパクトプレゼンの例

3つの言葉や数字、課題と解決策等、説明したいこと・伝えたいことは多々あると思いますが、とにかく限られた時間でインパクトあるメッセージを伝えることを追求していきます。

 

一番分かりやすい例はこれなんじゃないかな、という例。

 

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出展:Softbank株主総会スライド

 

これはSoftbankの孫社長が売上を1兆・2兆と豆腐(丁)のように数える企業になりたい、と1981年創業時に吹いた大ボラが30年越しで実現してきた際に、「将来は100丁・200丁」と更なる夢を語ったときのスライドです。

 

単なるダジャレなのですが、これを聞いていた株主にしてみれば、インパクト抜群だったものと思われます。

(ソフトバンクは現在色々と別の意味でインパクト大ですが・・・)

 

次回につづく

ということで今回は自己紹介と3分プレゼンのまとめ方をご紹介しました。

次回はもう少しプレゼンのテクニカルな部分についてご紹介したいと思います。

表現の仕方だったり、色使いだったり。

少しだけ変えることで、今までよりも圧倒的に大きなインパクトを出すことが出来るようになります。

 

ということで次回に続く。

 

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