【中小企業診断士】伝える!インパクトプレゼン(後編)

診断士のみならず、仕事をする上で人に「伝える」ことは大事。

伝える手段の一つであるプレゼンテーションについて、前回エッセンスを導入編としてお伝えしました。

 

www.setagayadezil.com

 

 

前編では自己紹介、3分プレゼンの構成、インパクトプレゼンの一例をご紹介しました。

今回の後編では、もう少しテクニカルな部分を緩めにご紹介します。

 

結構たくさんポイントはあるのですが、前編で「3つに絞る」とか書いてしまった以上、ここでも3つ、特にぼく自身重要そうに思ったものをお伝えします。

(その他はAppendixということで)

 

ちなみにまじで詳しくはここにあります。 

プレゼン資料のデザイン図鑑

プレゼン資料のデザイン図鑑

  • 作者:前田 鎌利
  • 発売日: 2019/03/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

1. Zの法則

ドラゴンボールみたいですが、Zの法則

人間の視線って、「Z」を描くように動くんだそうです。なので、資料のメッセージ構成もZ型を意識すると伝わりやすいんですね。

 

たとえば 一つのスライドで4つの構成要素がある場合、以下のように並べるのが効果的です。まさにZ型。

 

f:id:setagayadezil:20200625175340j:plain

Zの法則

よくやりがちなのがコレ。逆Nの形。これは目線が上下して理解しにくいんだそう。

f:id:setagayadezil:20200625175450j:plain

逆Nの例

 

 

ちなみにこのZ型、応用編もありまして、メッセージを観客(あえて観客と呼んでしまいますが)が左から右に見るので、その延長線上である向かって右側に立ってプレゼンすることが望ましいとのこと。

 

また、プレゼンを使わずに交渉の席につく場合には、向かって左側が良いとされています。

この辺は交渉術・プレゼン術の高等テクニックですね。

 

 

2.  13文字の法則

タイトルやキーメッセージは13文字以内が鉄則とされています。

パッと見て理解できる限界が13文字なんだそうですね。

実はYahooニュースの見出しもだいたい13文字以内に設定されています。

(と思って再確認したら14文字だった件、まぁ誤差範囲でしょ・・・)

 

ちなみにこの13文字にもルールがあって、出来るだけひらがなを減らして体言止めにするのが効果的です。

 

例えば

 

「ジョコビッチ コロナ陽性」(11文字で体言止め、ひらがなゼロ)

「経済産業省 電通が圧力に関与」(13文字で体言止め、ひらがなは2文字のみ)

「上戸彩 4歳と0歳育て女優業」(13文字で体言止め、ひらがな2文字のみ)

 

なるほど、ほんとだ。

ちなみにこれは日本語としてスッと頭に入ってくる配列がコレなんだそうです。体言止めではなくズルズルと文章で書いてしまうとクリック率が下がってしまうという実験結果があるそうな。

 

例えば

「ジョコビッチがコロナ陽性でした」

「経済産業省 電通が圧力に関与した」

「上戸彩 4歳と0歳を育て女優業もしている」

 

なんか長いし、小学生の日記みたいですね。ふーん、って感じ。

 

3. シグナル効果で青と赤の使い分け

これはプレゼンだけでなく、普段のメールなり文章なりでも使える即席テクニックです。

このブログの「2次試験解こうぜシリーズ」でも使っています。

 

青はポジティブな内容

赤はネガティブな内容

 

これだけです。赤字みたいなイマイチなことは「赤」いいことが起きる場合は「青」というルールですね。

 

これだけでメッセージが非常に強烈でクリアなものになります。

当然赤の方が目立ちますが、悪いことをちゃんと目立たせましょう、という考え方でもあります。

 

その他

重要そうなアイテムを3つに絞って書きましたが、他にも使えるテクニックはたくさんあります。ということであとは以下に纏めてドン。説明すると長くなるので省略。

 

  • 画面サイズは4:3。16:9は多くの人に伝える場合に使う(ハイビジョンサイズで相手の感情を動かしやすい。株主総会等)。
  • ページ番号はマスト。プレゼン修正もやりやすい。
  • フォント:キーメッセージはメイリオ/HGP創英角ゴシックUB、それ以外はメイリオ、MSPゴシック(これらは視認性が高いフォント)。
  • フォントサイズ:キーメッセージ==>50, 100, 200。デカい=重要。
  • キーメッセージ位置:真ん中より若干上に上げる。書は上余白の方が下余白よりも狭い。一番読みやすい位置。
  • 配布資料は文章として書くことも可。キーメッセージを大きく、その下に多少の説明を書くイメージ。
  • グラデーション効果:1スライドには3色が限界
  • 1slideに1グラフ。2種類グラフを重ねるのは避けたい(理解しにくい)。
  • 左グラフ + 右メッセージ。右脳・左脳の処理の問題。
  • 逆L字の法則(読ませる順番は左上-右上-右下)。
  • 矢印は出来るだけ使わない(三角形でガイド)。
  • シンプルグラフを心がける。罫線不要。一番見せたいところだけクローズアップ。矢印は実績にのみ使う。
  • 3Dグラフ、横軸グラフは読みにくいので使用しない。
  • 高さの視覚効果:棒グラフはスライド半分の高さを意識する。
  • ワンカラー効果:カラフル過ぎると分からなくなる。フォーカスするところだけ色を入れる。普通の部分はグレーアウトのグラデーション等。
  • 折れ線グラフの角度:複雑な折れ線グラフは何が言いたいか分からない。数値を並べると会議中に数値精査する羽目になる。折れ線グラフを左に寄せて圧縮、角度を付けることで、顕著な変化のみにフォーカスする。
  • アンケートグラフ:全ての質問を見せない。トップ5程度を見せて、トップアイテムだけに色を入れる。余計な質問項目を入れると本質ではない無駄な議論が増えるだけ。

まだまだ細かい小ネタ的テクニックは山ほどあります。

これらを重要なものを中心に、プレゼン資料に盛り込めると盤石ですね。

 

おわりに

ということで、駆け足でご紹介したプレゼン資料のコツ。

資料作成はこういった理論でイケますが、実際のプレゼン実行は場慣れあるのみ、だと思います。

人前で説明するのが苦手という人もいますし、話すのは得意だけどどうしても話が長くなってしまうという人もいます。

 

大抵の場合プレゼンは時間が指定されているので(もしされていないなら、それはそれで何かがおかしい)、その時間内に話せるように骨子を文章で作ってみても良いですし、それに基づいて練習してみるのも良いです。

ちなみに、ざっくり300文字なら1分程度で話せると言われています。

なので3,000文字のプレゼン台本なら10分程度、っていうイメージですね。

 

診断士でもそうでなくても、どこかでプレゼンをする機会は来るかもしれません。

その時は分かりやすい資料とよどみない説明で臨みたいものです。

 

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